男性にとって大切な陰茎や亀頭周辺にブツブツやニキビのような「できもの」を発見した場合、多くの方が驚かれると思います。
その「できもの」のほとんどの原因は、性交渉によるものです。
特に不特定多数の女性と性的関係を持たれた経験があるような方は、自分が気づかない間に誰かから感染してしまった、もしくは自分が感染源だったのではないかと少し不安に感じてしまうのではないでしょうか。
しかし、痛みやかゆみなどの自覚症状がなければ、診察に行かずにそのまま様子見をされる方が大半かと思われます。
性器に関するできものには種類も多く様々な症状が考えられ、なかには放置しておくと危険なものもあります。
ここでは亀頭や陰茎周りの気になるブツブツや、ニキビのような「できもの」の種類や症状、その予防対策や解決方法についてご紹介致します。
ちんこニキビの種類や病気の可能性について
大事なペニスに今までなかった「できもの」を発見してしまうと一瞬驚かれると思いますが、痛みや痒みがなければそのまま様子見をされたり、見て見ぬ振りをしたくなるかと思います。
そんな「できもの」にはどのような種類があるか、ここではよくあるものをいくつか挙げてみていきましょう。
フォアダイス
フォアダイスは亀頭や陰茎周りにできる白いブツブツした異物のことですが、こちらは脂腺の増殖によるもので、性感染症ではありません。
治療の必要も特になくパートナー女性などに移す心配もありませんし、痛みを伴ったり痒みが出るといった症状もありません。
しかし、見た目で不快感を感じやすく、パートナー女性から性病を疑われることを気にされて除去される方も多くいます。
真珠様陰茎小丘疹
真珠様陰茎小丘疹(しんじゅよういんけいしょうきゅうしん)は、亀頭のカリ周辺に白いブツブツが真珠のネックレスのように連なってできる異物のことで、こちらも性感染症ではなくフォアダイスと一括りにされる場合もあります。
フォアダイスと同様、痛みや痒みなどもありませんが、見た目の不快感や女性から性病を疑われる恐れもあり、専門クリニックでの診察や除去を希望される方も多くいます。
尖圭コンジローマ
尖圭コンジローマは尖ったイボのような突起物が局部にできますが、こちらはフォアダイスや真珠様陰茎小丘疹と違って性感染症の一種です。
痛みや痒みなどの自覚症状も特にないため、そのまま気づかなかったり放置してしまいがちですが、パートナー女性に移してしまったり、その反対に女性が感染していて女性側から移される可能性もあります。
ウイルス感染で潜伏期間が平均で約3ヶ月と大変長く、再発性も高くてなかなか完治しないといった特徴があり、包茎の男性に多い傾向が見受けられます。
性器ヘルペス
性器ヘルペスは性器や口唇に1〜2ミリほどの水ぶくれや、赤いイボのようなブツブツができる性感染症の一種です。
こちらも尖圭コンジローマと同様、男性女性どちらも発症するウイルス性感染症の一種で一旦治ったと思ってもウイルスが体内に残ったままの場合もあり再発する可能性もあります。
尖圭コンジローマと異なる点としては、感染してから2〜10日くらいで痛みや痒みなどの自覚症状が比較的早く表れることです。
梅毒
梅毒は主に性交渉をきっかけに、梅毒トレポネーマという病原菌が口や性器を介して感染する病気で、現在では治療を行うことで完治できますが、戦後に抗生剤が普及されるまでは死に至る病気でした。
梅毒は若い世代での感染者が急激に増えており、その理由としては性交渉の機会が若い世代で以前よりも増えて、本人が気づかないままパートナーに移してしまうことで蔓延していることが考えられます。
梅毒は一度感染してしまうと自然に解消することはなく、梅毒トレポネーマが体内に残った状態のままで、5年〜10年後に骨や臓器に腫瘍ができるケースもあって油断ならない病気です。
ちんこニキビを発見したら放置せず医療機関で受診しましょう
亀頭や陰茎周りのブツブツや「できもの」は、フォアダイスや真珠様陰茎小丘疹のように特に治療の必要がないものから早期治療が望ましいものもありますが、一般の方が見た目で判断するのは難しくやっかいな存在です。
特に陰部の症状ということで、人に相談しにくく医療機関に通うのも恥ずかしいということもあり、そのまま様子見してできるだけ自然に解消したいと思う方も多いと思われます。
しかし、性感染症である場合はそのまま放置することで深刻化し、陰茎ガンやHIVを発症する可能性を高めるなど危険な状況に陥る場合もあります。
先述した性感染症やフォアダイス以外にも、ブツブツやニキビのような突起物はでませんが、淋病やクラミジアといった性感染症が疑われる症状のものもあります。
ちんこにきびで大事なことはそのまま放置せず、無害なものなのかそれとも病的リスクのあるものなのか、必ず医療機関で診察を受けて専門医に判断してもらうことです。
異変を感じたら恥ずかしがらず、できるだけ早期診察を心がけて下さい。
もし症状が気になるけど、いきなり医療機関で診察は受けにくいという方は無料メール相談もご用意しております。
少しでも気になる方は24時間受付しておりますのでご活用下さい。
ちんこニキビの予防対策や解決方法
オーラルセックスが一般的に浸透してきたことによって、口や性器から直接感染しやすくなった影響もあり、若者を中心に近年急激に増えてきた性感染症。
その予防対策や解決方法として、以下のものがあります。
予防
コンドームの着用
尖圭コンジローマや梅毒など、性交渉をきっかけに感染する性感染症の予防策として最も一般的で効果が高いとされています。
コンドームを装着することによって直接性器の粘膜が触れることを防止できますし、衛生面や避妊の効果も大いに期待ができます。
オーラルセックス時にもコンドームを着用することで予防効果はありますが、キスでも感染する場合があって完全には防ぎきれないので気をつけるようにしましょう。
免疫力をつける
性病に限りませんが、病気にかかってしまう原因に免疫の低下があります。
仕事が忙しく、疲労やストレスが溜まった状態で性交渉することで感染しやすく、日頃から睡眠や食事に気をつけるなど生活習慣を乱さないように意識するようにしましょう。
解決方法
検査キット
検査キットはクラミジア・梅毒・HIVなどの感染症の有無を医療機関に通院しなくても自宅で検査できるため、早期発見が可能となります。
届いた検査キットを使って採血や採尿をして検査認定事業者に郵送して調べてもらいますが、匿名で行えるところもあることから医療機関に相談する前にまずは検査キットを利用する方が増えています。
しかし、検査結果だけでは原因がわからない事も多く、陰性の場合でもそのまま自己判断で済ませてしまわないように気をつけましょう。
医療機関で診察
早期発見と早期治療が最も確実に行えるのが、医療機関による診察です。
特に性感染症は自覚症状がなかったり潜伏期間が長かったりするものが大変多く、本人や周りが気づかない間に感染や症状が進行している場合もあります。
基本的には正しい治療を受けることで完治する場合がほとんどですので、早期に診察を受けて症状に応じた薬を処方してもらうことが解決方法として最適といえます。
医師やスタッフを男性のみで構成しているクリニックも増えており、男性器に関する悩みに関してもプライバシーに配慮してくれますので、恥ずかしがらずに相談するようにしましょう。
ちんこニキビは無症状でもそのまま放置せずリスク確認を
ペニスを中心に突然できるブツブツやにきびのようなできものについて、その種類や解決方法をご紹介しました。
ブツブツにはフォアダイスのように特に治療の必要のないものから尖圭コンジローマのような性感染症の一部で、パートナーの方に移してしまう可能性が高いものもあるなど、無症状でも油断ができません。
特に性感染症ですと、痛みや痒みだけでなく不妊の原因になってしまったり、パートナー女性が感染してその胎児にも影響を及ぼしてしまう可能性もあるなど、自分だけの問題では済まない場合もあります。
普段のペニスとの違和感や何か異変を感じた時には、そのまま放置せず早めに専門医の診察を受けるように心掛けましょう。
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