シリコンボール挿入とは、数ミリから1センチほどの大きさの医療用シリコンを陰茎皮下に挿入する施術のことを指します。
主にパートナー女性の快感や刺激を促すことを目的にした男性器パワーアップの手段の一つとして、人気があります。
現在の美容業界ではシリコンボールの挿入が定着してはいますが、まだ美容整形による挿入手術が一般的ではなかった時代には、自力で真珠などを陰茎に埋め込まれたりしていました。
この方法は麻酔なしで激しい痛みを伴うだけでなく、陰茎を傷つけて感染症の原因になるなど、決してオススメできるものではありません。
しかし、そのリスクを犯してでもワンランク上の性交渉を行って、女性を喜ばせたいという気持ちが大きいと言えますし、現在もパワーアップを求めて相談に来られる方が多数いらっしゃいます。
ここではシリコンボールの種類や特徴、その効果について詳しくご紹介していきます。
シリコンボール挿入で期待できる効果とは
マンネリ化の改善
夫婦生活の悩みでよくある問題の一つとして性生活のマンネリ化があります。
マンネリ化によって性交渉が減ると、夫婦関係にも影響を及ぼすこともありますが、シリコンボールの挿入で新たな刺激を与えることでマンネリ化を解消することができます。
パートナーの方をもっと喜ばせたい、満足行くセックスで自信をつけたいなど、ワンランク上のセックスライフをお求めの方に効果的です。
ペニス増大
シリコンボールを挿入することで、見た目だけでなく機能面でのアップも期待できます。
男性器専門のクリニックで挿入することで、不自然な仕上がりにならず温泉やサウナのような公共の場でも、見た目でバレることなくパワーアップが可能です。
カスタマイズが可能
シリコンボールの種類、大きさや個数、挿入位置など、ご自身の好みや要望に応じた挿入が可能です。
専門医と相談しながら自由に選択できますので、他とは一線を画するペニスでワンランク上のセックスを実現したい方にオススメです。
他にもシリコンボールのメリットとして、後からもう少し個数を増やしたいと思ったり、反対に刺激が強すぎた場合など、付け足しや取り外しが可能であることが挙げられます。
シリコンボールの種類と特徴について
シリコンボールは球形・楕円形・リングと、大きく3つのタイプがあり、現在では多くの美容外科でお好みに合ったタイプを選択できます。
それぞれの特徴については以下になります。
球形
シリコンボールでオーソドックスなタイプである球形は、数ミリから1センチほどの大きさからサイズを選択したり、挿入位置をお好みで選択できるなど、自分の好みに合った挿入が可能です。
素材も医療用シリコンで出来ているため、人体に無害のもので柔らかく、挿入しても自然な膨らみ具合を実現でき、力強さも発揮されます。
ピンポイントでの刺激アップをしたい方や、取り外しも可能ですのでまずは効果を試してみたい方にオススメです。
楕円形
基本的には球形と同じですが、少し違う点としては球形よりも比較的ハリを抑えたタイプになります。
球形タイプよりも目立たない仕上がりが期待できますので、温泉やサウナなどで周りからの目線が気になる方や、ソフトな刺激を求める方は球形よりも楕円形を選択されると良いでしょう。
人によっては球形と楕円形をそれぞれ挿入して、お好みのカスタマイズを楽しまれている方もいます。
シリコンリング
シリコンリングは、亀頭から1〜2センチ下あたりに陰茎を取り囲むような形で挿入されるため、シリコンボールのようにピンポイントの刺激ではなく、亀頭との二段構えの刺激が期待できます。
クリニックによっては、同じリングタイプでも、凹凸がある数珠タイプや指輪タイプのように形状の違うものを複数用意しているところもありますので、専門医と相談しながら選択されると良いでしょう。
陰茎全体を大きくする効果もあり、ボールタイプよりも見た目や刺激を強化したい方に好まれます。
以上の3タイプ以外にも、スティックタイプや円柱タイプなど、様々な形状のものがありますので、専門医に相談しながらご自身に合ったタイプを選択してみて下さい。
シリコンボールのデメリットも事前に理解しておきましょう。
シリコンボールは見た目や女性への刺激もアップする効果がありますが、挿入を検討される際には事前にデメリットについても理解したうえで行うことが大切です。
シリコンボールの挿入で考えられるデメリットは以下のとおりです。
自身の性感度はアップしない
シリコンボールの挿入でご自身の性感度自体はアップしないことは予め認識しておきましょう。
ただ、ワンランク上のセックスを実現することで、女性の満足度が上がりご自身の自信や優越感につながることは期待できます。
公的保険の適用外のため全額自己負担
シリコンボールの挿入は医療行為として施術に対する費用が発生しますが、自由診療で公的保険の適用はなく、全額負担となります。
挿入する個数や素材のタイプによって施術内容も異なり、費用に関してもクリニックによってバラツキが出てしまいます。
一般的な相場としては、ボール一つで3万円から6万円ほどで、個数や治療内容によって変動していきますので、予算や期待値と相談しながら決めていくのがベターです。
身体に合わない可能性もあり
昨今の美容外科で使用されるシリコンボールは、安全性の高い素材を使用していますので、全体からみた確率としては低いですが、人によってはまれに拒否反応を起こす場合もあります。
昔のような真珠を挿入していた頃と比べると、現在のシリコンボールの素材は安全性が高くなりましたが、基本的には身体にとって異物を挿入する行為になります。
拒否反応を起こす可能性があることは予め認識したうえで相談されると良いでしょう。
また、シリコンボールの挿入は、実際に専門医がペニスのサイズや形を診察してから位置や個数を相談していきますが、包茎のように皮が余っていたり、たるみがあると効果が半減する可能性があります。
もし、シリコンボール挿入を希望される方で、包茎も気になるという方は同時施術について検討してみるのも一つの方法です。
シリコンボール挿入のご相談から治療の流れ
実際にシリコンボールを挿入した場合の流れについては、以下のようになります。
カウンセリング・診察
専門医によるカウンセリングと診察で、ペニスの状態を確認し挿入位置や個数などを相談して決めていきます。
麻酔注入
挿入位置や個数が決まれば、陰茎に麻酔を注入し、シリコンボール挿入時に痛みを出来る限り感じないようにします。
痛みの感じ方には個人差がございますが、患者様お一人お一人に合わせた減痛治療を徹底しておりますのでどうぞご安心下さい。
切開・挿入
シリコンボールを挿入する箇所に数ミリほどメスを入れて切開し、ボールを入れるスペースを作って挿入します。
縫合
挿入が完了したら最後に傷口を縫合し完了です。
抜糸の有無はクリニックによって異なりますので、事前に確認しておきましょう。
ABCクリニックでは抜糸不要の糸を標準仕様しています。
抜糸のためにわざわざ通院していただく必要はございません。
シリコンボール含む男性器の改造に関する詳細と治療費一覧は以下からご確認いただけます。
術後の注意点も担当医師に事前に確認しておきましょう。
麻酔によって手術中の痛みはほとんどありませんが、挿入後はシリコンボールが馴染むまで少し突っ張ったり、腫れが生じる場合があります。(個人差はあり。)
シャワーは患部を濡らさないようにすれば当日可能ですが、入浴に関しては傷口が開いたり患部から雑菌が入る恐れが考えられますので1週間から10日ほど控えて下さい。
性行為や自慰行為も馴染むまで傷口がひらく可能性がありますので、こちらは3週間ほど自重する必要がありますが、勃起は我慢しなくても大丈夫です。
なお術後の注意点や詳しい内容に関しては、治療を受けたクリニックの専門医の指示に従うようにして下さい。
シリコンボールの挿入は計画的に
医療用シリコンを使った男性器向けシリコンボールは、安全な素材と柔らかさでペニスの太さや力強さを増し、女性の性感帯への刺激もアップする効果があることから、挿入を希望される方も大変多いです。
また性生活のマンネリ化の解消にも期待が持てるなど、夫婦関係の回復のきっかけになる可能性もあり、女性への満足度を高めることで男としての自信や優越感を高める効果にも期待できます。
挿入してフィットしない場合の取り外しや、反対にもっと刺激を与えたい場合に付け足せるなど自由度も高く、挿入位置やシリコンの種類やサイズもお好みで選べるなど選択肢が多いのも人気の一つです。
お気軽に試せてメリットも多いシリコンボールですが、大事なペニスの治療になりますので、デメリットについても事前に理解し、専門医や予算とも相談しながら計画的に導入することが大切です。
ABCクリニックでは、シリコンボールなどの男性器のパワーアップだけでなく、包茎治療や亀頭増大といった男性器全般のご相談・治療も行っており、お気軽にご相談いただける環境をご用意しております。
男性特有のお悩みは一人で抱え込まず、まずはお近くのクリニックにご相談下さい。
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