亀頭や包皮のあたりが赤く腫れている。ペニスの先端が痛い。
もし、このような症状が見られたら亀頭包皮炎の疑いがありますので早めに医療機関での診察を受けるようにしましょう。
ほとんどの場合が、抗生剤の内服や塗り薬で治癒する症状ですが、そのまま放置したり不衛生な状態が続くことで、症状が悪化したり再発を繰り返してしまう場合があります。
この記事では、亀頭包皮炎の症状や原因について詳しく解説していきます。
亀頭包皮炎とは?
亀頭包皮炎は亀頭や包皮にブドウ球菌などの細菌やカビ菌の一種のカンジタが繁殖して炎症を起こしてしまう疾患のことをいいます。
亀頭に赤みやかゆみ、場合によっては痛みや膿が出るといった症状もみられ、包皮がむくれ腫れ上がってしまう場合もあります。
雑菌の繁殖によって化膿や痛みが悪化したり、悪臭の原因になる恐れがありますので、早めに医療機関で診てもらうようにしましょう。
亀頭包皮炎が発症する原因について
亀頭包皮炎は子供によく見られる症状と言われていますが、大人でも亀頭の先端が赤く腫れてただれたり、亀頭のかぶれや痒みといった亀頭包皮炎を患うケースもあります。
大人で包皮炎を発症する原因として多いのが、包茎であることによる性器の不衛生からです。
また、糖尿病を患っている方も免疫の低下によって感染しやすいので注意が必要ですし、既往症をお持ちでない方でも疲労やストレス過多によって免疫が低下して感染しやすくなります。
包皮と亀頭の間は大変ムレやすく、細菌が繁殖しやすいため痒みや痛みの原因である黄色ブドウ球菌などが繁殖して炎症を起こしてしまいます。
亀頭包皮炎をそのまま放置するリスク
男性器の腫れや痛みということで、例え専門のクリニックといえど相談しにくい症状でもある亀頭包皮炎ですが、そのまま我慢したり処置を怠ることでどのようなリスクがあるのでしょうか。
痛みや痒みの悪化
そのまま放置してしまうことによって、通常時や排尿時に痛みが出たりひどい場合ですと膿が出てただれたりもします。
炎症の赤みが悪化したり、痒みもさらにひどくなる場合もあります。
また、化膿や炎症を放置することで、潰瘍や亀裂を生じやすくもなり回復までに数週間かかることもありますので、早めに専門医による診察を受けるようにしましょう。
包茎による再発
包茎は亀頭や包皮が常時密接している状態であるため、細菌が増殖しやすく不衛生になりがちで、一度治ったとしてもまた炎症が再発するケースもあります。
特に重度の仮性包茎や自力に剥くことができない真性包茎の方は、局部を清潔に保てませんので、早期治療をオススメします。
尿路感染症
尿路感染症は、尿道に細菌やウイルスが侵入し感染した状態を言います。
尿が体外へ排出される方向とは反対の方向、つまり尿道口の方から奥にある*腎盂(じんう)に細菌やウイルスが侵入して感染症を起こします。
こちらも恥垢が溜まって菌が繁殖しやすい包茎が原因で発症するケースが多く、包茎の方はリスクが高まると言われています。
尿道口や亀頭を中心に清潔を保つようにする事が、予防の第一歩ですが、包茎の場合だと清潔に保つこと自体が難しいため早期治療が最適です。
*腎盂(じんう)・・・腎臓の中にある尿を貯めて置く部分
パートナー女性への(からの)感染
セックスによる感染も50%近い確率でパートナーの方に移すと言われており、ペニスを不衛生にしておくことで、カンジタ菌や淋菌を移してしまいます。
また、男性からだけでなく女性が性感染症を発症している場合もあり、オーラルセックスなどをきっかけに感染しやすいとも言われていますので、コンドームを着用するなどして予防するようにしましょう。
「これって亀頭包皮炎かも…」と思ったら、専門医による診察を
亀頭包皮炎は、包茎の方が発症しやすい症状ですが、先述したように包茎でなくても性行為を通じて感染することも多く、どなたでも起こりうる症状ですので、油断しないようにしましょう。
もし少しでも亀頭包皮炎が疑われるような症状が見受けられた場合は、恥ずかしがらず最寄りの泌尿器科や男性器専門のクリニックで診てもらうことが先決です。
亀頭包皮炎の原因になりやすい包茎は包茎治療専門のABCクリニックへご相談ください
泌尿器科や男性器専門のクリニックは、患部がペニスということで相談にいくのをためらいがちですが、放置しておくことでもっとリスクが高くなります。
特に包茎は放置しておくことで、若い頃だけではなく老後の介護による辱めが気になるなど、ずっと悩みが絶えない症状でもあります。
ABCクリニックでは、包茎だけでなく男性器全般の悩み解決をワンストップで行える男性専門のクリニックです。
徹底した秘密厳守と患者様に寄り添った無料カウンセリングを実施しておりますので、まずはお気軽にご相談ください。