見栄剥きとは、主に仮性包茎の方が人にペニスを見られる場面で自力でこっそり剥いて周りに「ズルむけ」であると印象づける行為のことです。
当院が包茎男性を対象に行った独自の調査によると見栄剥きを行ったことがある包茎男子は意外と多く、全体の63%が「ある」と回答しています。
この記事では、ついやってしまいがちな見栄剥きのメリットやデメリット、その効果と根本的な解決についてお伝えしていきます。
なぜ、見栄剥きをしたくなるのか?その心理について
見栄剥きをしてしまう理由は、やはり包茎であることを恥ずかしいと認識してしまっているからです。
「自分が包茎だと知られたくない。」「ダサいと思われたくない。」
どうしてもマイナスなイメージや「イケてない印象」を持たれてしまうため、包茎を人前で隠したくなります。
見栄剥きするメリット・デメリット
以下に見栄剥きをするメリットとデメリットについてまとめてみました。
友人や会社の同僚に包茎がバレない
人に見られる可能性があるトイレや、スーパー銭湯のような場所でペニスを露出する前にこっそり見栄剥きしておくと、包茎がバレない可能性があります。
自分はズル剥けであると印象づけられる
見栄剥きを何度も行うことで友人や周りの人に「包茎ではない」「ズル剥け」であるかのように印象づけることが可能です。
一度印象づけることができると、包茎を疑われるリスクを軽減することができます。
剥きグセがついてくる
見栄剥きを繰り返すことである程度剥きグセがつくようになります。
ただし、剥くことに痛みや抵抗を感じる方は危険ですので無理に行わないように気をつけて下さい。
ここまでメリットについて見てみますと、見栄剥きを行うことで一定の効果はありそうです。
次は見栄剥きのデメリットを見ていきましょう。
時間が経ってくると皮が戻る
頑張って見栄剥きしても時間が経てば元の状態に戻ってしまいます。
個人差はありますが、長く持続できても1〜2時間が限界だと考えておいて下さい。
見栄剥きが人にバレる恐れがある
見栄剥きはサクッと剥いてしまえばパッと見で気づかれにくいと考えがちですが、見栄剥きの存在を知っている人や風俗嬢にはバレてしまっている場合があります。
見栄剥きしていることがバレてしまうと、包茎を知られる以上に恥ずかしい思いをしますので気をつけましょう。
デメリットを見てみると、やはり応急処置であって根本的な解決には至らないことがわかります。
見栄剥きの効果を持続させることは可能か?
見栄剥きをどうにかして長持ちさせたくなるかと思いますが、結論から言うと剥き方のコツや長持ちさせる手技などはありません。
皮が余っていることには変わりませんので個人差はありますが、いずれにしても時間と共に元の状態に戻ってしまいます。
ネットなどで書かれている見栄剥きのテクニックや持続方法を鵜呑みにしないように気をつけて下さい。
見栄剥きせずにいつでも堂々とする方法
ここからは見栄剥きをしなくても堂々とできる解決方法について2つ挙げています。
亀頭増大でカリ高にする
亀頭のカリ部分を大きくして、包皮が元に戻りにくいようにできる治療です。
ヒアルロン酸を亀頭に注入することで見栄剥きの持続力アップだけでなく、亀頭自体も立派な見栄えになるよう期待できます。
ただし、皮余りの状態を解消したわけではありませんので、包茎が再発する可能性があることを予め認識しておきましょう。
包茎手術で包茎を根絶する
一番再発する恐れがなく、根本的な解決になるのが包茎手術です。
オーソドックスな包茎手術は余った包皮を切除して、ナチュラルな状態でも亀頭が完全に露出する治療ですので、今後皮が被る可能性はほぼありません。
しかし、包茎手術の種類や方法、治療に対する考え方もクリニックによって様々です。
もし、治療を検討される場合は専門医の方にしっかり相談しながら慎重に判断するようにして下さい。
見栄剥きは「包茎を隠す」行為。
ストレスを感じたらやめるという選択肢も
ここでは見栄剥きを行うメリット・デメリット、その効果性と根本的な解決についてお伝えしてきました。
見栄剥きをしてしまうのはどうしても包茎をコンプレックスに感じてしまったり、包茎の自分を避けたい気持ちからだったりします。
しかし、見栄剥きの行為を繰り返していくことで余計に自信のなさにつながってしまい、自己肯定感をもっと下げてしまう恐れがあります。
もし、見栄剥きの行為にストレスを感じるようであれば、見栄剥きをしない・辞めるといった選択も大事です。
人によっては仮性包茎でも見栄剥きせず、堂々と人前でさらけ出している方もいます。
包茎を気にせず、包茎であることを受け入れていれば本来は見栄剥きをする必要はないはずです。
包茎で一番良くないことは、包茎のコンプレックスを抱えたままやり過ごそうとすることで精神的にもよくありません。
包茎が気になる場合はそのまま放置せず、包茎専門のクリニックの無料カウンセリングを利用して治療の相談や最善のアドバイスを受けるようにしましょう。